WHAT IS DONEXT?

DoNext!!とは?

DoNext!!は、現実の変化を手がかりに「ありうる未来」に人を住まわせ、その人生を仮想インタビューで覗くWebマガジンです。

未来を予言するのではなく、まだない生活や仕事を具体的に思い描き、未来の選択肢を増やすために作っています。

NOW / REALITY SIGNALS

いま起きていること。

最新の技術や社会のニュースをピックアップ。わかりやすく噛み砕き、DoNext!!の視点から未来につながる変化の兆しを紹介します。

OBSERVED / DONEXT!!
AI / WORK / TRUST

Microsoft、架空の企業を再現して業務AIを検証。実際の顧客データを使わない評価基盤

OBSERVED

Microsoft Researchは10月30日、AIアシスタント「Copilot」が会社の業務を正しく扱えるかを確かめるため、架空の社員・会議・メール・資料を備えた企業環境を自動生成する社内評価基盤を紹介しました。製薬、金融市場、IT企業の業務を再現し、顧客の実データを使わずに試験できます。評価データの作成は手作業から自動処理へ移行。同社が示した品質指標39%の改善は合成データ自体の社内評価であり、働く人の生産性が39%向上したという結果ではありません。

DONEXT!!

会社がAIに仕事を任せる前に、実際にありそうな会議や連絡、資料の読み取りを架空の会社で試す方法が整い始めています。仕事をAIに置き換えるだけでなく、「何を任せてよいか」「間違いをどう見つけるか」を設計・検証する役割が重要になるかもしれません。一般企業での普及や実務への効果は今後の観測が必要です。

ROBOTICS / WORK / LOGISTICS

Amazonの物流ロボットは100万台超。人とロボットが分担する倉庫の仕事を追う

OBSERVED

Amazonは2025年6月末、物流拠点に配備したロボットが累計100万台に達したと発表しました。2026年10月29日の決算説明会でもCEOが、物流網には100万台を超えるロボットがあり、生産性や安全性、費用に大きく関わっていると説明しています。100万台への到達は2025年の実績であり、2026年10月の新記録ではありません。CEOは反復的な作業のさらなる自動化を見込んでいますが、実際の人員削減数や職種別の変化を示したものではありません。

DONEXT!!

ロボットは将来の試作ではなく、すでに大規模な物流を支える設備になっています。今後は機体を維持・修理し、人とロボットの担当を調整する仕事がどう変わるのか。倉庫で働く人の役割や収入にどんな影響が現れるかを、導入台数だけでなく継続して見ていく必要があります。

AI / WORK / REGIONS

AIが生む建設の仕事と、自動化で変わる接客の仕事。米ネバダ州で進む雇用の分岐

OBSERVED

Reutersは10月28日、米ネバダ州でAI投資が仕事に与えている異なる影響を現地取材しました。州北部リノ周辺ではデータセンター建設により電気工や配管工などの仕事が増える一方、ラスベガス周辺では自動運転車やホテルのロボット化が進み、労働組合関係者はAIによってコールセンターの仕事が失われていると説明しています。2035年までに接客関連で最大約9万2,000職が自動化の影響を受け得るとの試算もありますが、これは実際の失業者数ではありません。建設需要が長期的に続くことも確定していません。

DONEXT!!

同じAIの普及が、ある地域では新しい現場仕事をつくり、別の地域では長年続いてきた接客や移動の仕事を変え始めています。働いてきた職種や住む地域によって仕事の選択肢が分かれるとき、人は経験をどう生かし、どこで暮らすのか。AI時代の雇用の変化が一様ではないことを示す事例です。

AI / WORK / MEDIA

AI画像でファッション撮影が変わる。モデルの「顔を使う権利」と仕事の契約が焦点に

OBSERVED

Reutersは10月27日、ファッションモデル事務所の幹部15人への取材と十数件の契約案の調査を報じました。AIでモデルの顔を差し替えたり、本人のデジタルな姿を繰り返し利用したりする際の同意や報酬が問題になっています。こうした契約案がすべて実行されたわけではありません。欧州のZalandoはAI画像制作を拡大し、ベルリンの撮影スタジオを閉鎖しました。関連する制作事業では月19万点の衣装画像を扱うと事業者が説明していますが、撮影関連の人員削減すべてがAIによるものとは断定できません。

DONEXT!!

ファッション広告の制作では、モデルを撮影して報酬を支払う従来の仕組みが、本人のデジタルな肖像をどこまで利用できるかという契約へ変わり始めています。撮影の仕事が減る中で、モデル本人や制作スタッフは収入や同意の条件をどう守るのか。AIによる画像制作が働き方そのものに及ぼす変化です。

AI / WORK / RESEARCH

OpenAI、ChatGPTの仕事利用を165種類の作業別に公開。約100か国の違いを比較

OBSERVED

OpenAIは10月26日、ChatGPTが仕事にどのように利用されているかを示す集計データを公開しました。職業そのものではなく、教育資料の作成、文章作成、プログラミング、業務データ分析など、O*NETに基づく165種類の「作業活動」へ分類し、約100か国の違いと2025年第1四半期から2026年第3四半期までの変化を四半期ごとに比較できます。対象は個人向けChatGPTプランの仕事関連メッセージであり、企業向け利用やCodexは含みません。世界の就業者全員の利用状況や雇用の増減を直接示す統計ではありません。

DONEXT!!

同じ職業でも、国や業務によってAIに任せる作業は異なります。仕事全体が置き換わったと決めつけるのではなく、どの作業が変わり、どの経験や判断が人に残るのか。働き方の変化を考える手がかりとなるデータです。

AI / FINANCE / OWNERSHIP

AnthropicがIPOを申請、AI計算設備に630億ドルの金融スキーム。AIを動かす資産の所有が焦点に

OBSERVED

AI開発企業Anthropicは10月26日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)に向けたS-1登録届出書を提出したと発表しました。同日、Bank of America、Citi、Morgan Stanley、Blackstoneは、Anthropic向けにBroadcom製AI半導体・ネットワーク機器を調達する630億ドル規模の金融取引を発表しました。新たな特別目的事業体(SPV)が設備を取得し、Anthropicへ貸し出す仕組みです。機器の納入は2027年開始予定で、IPOの成立、株式の売買開始、設備の稼働や資金全額の支出が完了したという意味ではありません。

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AIを提供する企業が大規模な計算設備を自社で全て所有するのではなく、金融機関などが設備を保有し貸し出す事業モデルが示されています。AIが仕事を支える設備になったとき、その資産価値や更新・陳腐化のリスクを誰が負担するのか。現時点では企業金融の動きですが、設備を所有する人と使う人の関係を考える材料になります。

AI / WORK / SOCIAL POLICY

中国、AIによる雇用への影響に備え政策指針。再就職や社会保障を国の課題に

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中国国務院弁公庁は10月23日、AIが雇用に与える影響への対応を盛り込んだ政策指針を公表しました。雇用リスクの評価、転職・再就職支援、技能訓練、人とAIがともに働く場での権利保護、柔軟な働き方に対応した社会保障、所得分配の改善など、6分野18項目の対策を求めています。確認できたのは指針の公布であり、全国で支援や補償がすでに実施されたという意味ではありません。

DONEXT!!

AIによって同じ仕事を続けられなくなる人への対応が、企業の人事判断だけでなく国の雇用・社会保障制度の課題になっています。仕事を変える間の収入や学び直しをどう支えるかは、働く人と家族の選択肢を左右する問題です。

DEMOGRAPHY / CLIMATE / REGIONS

人が減った農村で土地管理が追いつかない。スペインの山火事が示す地域の変化

OBSERVED

Reutersは10月22日の独自分析で、スペインの農村から都市への人口移動と耕作地の放棄が、山火事の広がりやすさに関わっていると報じました。現地取材や土地・植生データによると、国内の森林被覆は1990年から2025年に38%増加しています。2026年には大規模な複数の火災で広い土地が焼け、多くの住民が避難しました。森林の増加や人口減少だけが火災の原因ではなく、猛暑や乾燥、風など複数の要因が重なります。

DONEXT!!

人口が減ると、農地を耕し、草地や森林を維持してきた人の仕事も失われます。遠くへ移住した家族や土地の所有者、地域社会は、誰が管理を続けるのか。人が減っていく地域で暮らしと安全を維持する仕組みそのものが問われています。

AI / WORK / BANKING

英Barclays、年内に約5,000職を削減へ。AI活用が銀行の仕事の分担を変える

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英大手銀行Barclaysは10月22日、技術やAIを活用した固定費削減の一環で、2026年末までに全従業員の約5%に当たる約5,000職を削減する方針を示しました。CFOによると約1,000職はすでに削減済みで、残り約4,000職は年内の計画です。削減対象の約60%は開発者を含む支援部門とされます。同社の7〜9月期税引前利益は前年同期比12%増でした。ただし、約5,000職すべてがAIに直接置き換えられたことを示す数字ではありません。

DONEXT!!

利益が増えている大企業でも、支援部門や開発部門の人員構成を見直す動きが進んでいます。長く銀行で働いてきた人が、これまでの経験をどこで生かし、どんな仕事を選び直せるか。AIによる効率化は働く人の人生にも関わる変化です。

AI / SHOPPING / TRUST

WalmartはAIに買い物を任せる仕組みを整備、米金融機関は外部AIの口座操作を制限

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Walmartは10月21日、外部のAIエージェントが商品を検索し、購入へ進める「Walmart Agent Gateway」を発表しました。Gatewayはベータ提供段階で、AIごとに購入承認や利用額の上限、権限取消などを設定する「Agent Profiles」は11月に導入予定です。一方、10月22日のReuters報道では、米国の複数の大手銀行・金融機関が、顧客口座に対する外部AIエージェントのアクセスを制限していると伝えています。銀行側が不正な資金流出を確認したという報道ではなく、本人確認と顧客保護を重視した措置です。

DONEXT!!

買い物の方法が、人が画面で商品を選ぶ形からAIへ購入を委ねる形に変わろうとしています。しかし、生活費や口座を扱うには、AIに何を許し、誰が承認・停止できるかという仕組みが欠かせません。家庭が安心してAIに任せられる範囲を考える動きです。

CLIMATE / WORK / LIFE

猛暑が長期化し、仕事や通学の時間を変える。ロイターが世界の気温を分析

OBSERVED

Reutersは10月20日、1960年以降の世界の気温データと現地取材を組み合わせ、広域で長く続く極端な暑さを分析した調査を公開しました。「異常高温が5日以上続き、最大時に地表の1%以上に及ぶ」という同社独自の基準で数えると、該当する熱波は1960年代の年平均約5件から2020年代には約102件へ増えたとしています。取材では学校生活、屋外活動、交通設備などへの影響も確認しています。この「heat storm」はReuters独自の分析上の分類であり、国際的に統一された気象現象の呼び名ではありません。

DONEXT!!

暑い日は仕事や学校の時間をずらせば済む、という対応だけでは足りなくなるかもしれません。長期間の猛暑が続く街では、通学、勤務時間、住まい、冷房費、子どもの世話まで含めて、日常の組み立て方そのものが変わります。

INFRASTRUCTURE / SOCIETY

クラウド障害で銀行決済や遠隔裁判にも影響。英国で社会サービスが同時停止

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10月20日、Google Cloudのロンドン地域(europe-west2)で電源系統の問題によるサービス障害が発生しました。Reutersなどの報道によると、金融サービスRevolutではカード決済やATMなどに影響が生じ、英国の複数の銀行や裁判所の遠隔審理でも接続上の支障が報告されました。Googleは数時間後に復旧したと説明していますが、すべての個別サービスが同時に正常化したという意味ではありません。不正アクセスや顧客資金の消失が確認された事件ではありません。

DONEXT!!

買い物の支払いも、仕事の手続きも、裁判への参加も、別々のサービスに見えて同じクラウド基盤に依存する場合があります。社会のオンライン化が進むほど、障害時の代替手段や復旧までの暮らしをどう守るかが重要になります。

AI / MANUFACTURING / WORK

工場の生産計画もAIが検討。SiemensとNVIDIAが実工場で自動化を拡大

OBSERVED

Siemensは10月19日、NVIDIAと連携し、ドイツ・エアランゲンの稼働中の工場でAIと仮想工場を活用する取り組みを発表しました。実物を作る前に仮想画像で品質検査AIを訓練し、AIエージェントが生産計画案を出して工場のデジタルツインで検証する方法を説明しています。同社によると、現場では製造・物流・検査・保守に100を超えるAIアルゴリズムを使用しています。自動化率70〜80%は将来の目標であり、すでに達成した数字ではありません。

DONEXT!!

製造業の自動化は単純な繰り返し作業だけでなく、生産の段取りや検査準備に広がり始めています。長年の現場経験を持つ人の判断や、新人が技術を学ぶ過程がどう変わるのか。工場で働くこと自体の前提を考えさせる動きです。

WORK / AI / RIGHTS

職場のAI監視をどこまで許すか。豪大学研究所が労働法の見直しを提言

OBSERVED

シドニー工科大学のHuman Technology Instituteは10月20日、AIなどを使った職場監視に関する報告書『Drawing the Line』を公表しました。配送、小売、オフィスなどで、映像や入力記録、作業上のミスといった情報を用いた監視の問題を整理し、労働者が十分に把握・拒否できない事例を挙げています。職場での監視が公正で合理的かを判断するため、連邦労働法の見直しや苦情処理の仕組みを提案していますが、法改正が成立したわけではありません。

DONEXT!!

AIは人の仕事を代わりに行うだけでなく、働く人を常時評価する仕組みにもなり得ます。何を記録され、誰が判断し、どのように異議を申し立てられるのか。普通に働く人の裁量や職場との関係が変わる可能性があります。

AI / ECONOMY / OWNERSHIP

Anthropic、株式5%を公益基金に割り当てる構想。AIの利益を誰に還元するか

OBSERVED

AI開発企業Anthropicは10月18日、自社株式の5%を新設の公共利益基金に割り当てる計画を発表しました。株主の承認が条件で、基金の具体的な運用方法や開始時期は未定です。同社は公益団体への支援に加え、特定の人々への直接分配も将来の選択肢として挙げていますが、個人への給付が決まったわけではありません。雇用や給与とは別にAI企業の価値を社会へ還元するための、現時点では制度提案です。

DONEXT!!

AIによって企業の価値が大きくなったとき、その利益を誰が受け取り、仕事を失った人や地域をどう支えるのか。働くことと所得の結びつきが変わる可能性を、企業の資本と社会への還元から考えられる動きです。

WORK / ECONOMY / REGIONS

石油の生産は増えても雇用は減る。カナダ油田地帯の2035年予測

OBSERVED

Reutersは10月18日、カナダ・アルバータ州の油田地帯フォートマクマレーを取材し、産業の効率化が地域の働き口に与える影響を伝えました。業界団体Energy Safety Canadaの2026年8月の予測では、オイルサンド産業の生産量は2035年までに6%増える一方、雇用は4%、約920人減るとされています。これは2035年の見通しであり、現在すでにその増産と雇用減が起きたという数字ではありません。実際の雇用は投資、政策、原油価格などによっても変わります。

DONEXT!!

地域の中心産業が成長すれば地元の仕事も増える、という従来の前提が変わり始めています。産業の成長が住民の収入や定住につながらなくなったとき、家庭や街はどのように仕事と生活を選び直すのでしょうか。

AI / WORK / EDUCATION

通信が弱い地域にも「小さなAI」を。世界銀行が地方の仕事を支える活用を提唱

OBSERVED

世界銀行は2026年の年次総会で、地域の言語やデータ、通信環境に合わせた小規模で用途を絞ったAIの可能性を議論しました。農業、医療、教育、小規模事業などが対象です。10月18日の報道では、スマートフォンを使い、専門家が身近にいない地域でも農家が土壌などの情報を得る使い方が紹介されました。ただし、こうしたAIによって農家の収入や地域の雇用が実際に増えたと確認されたわけではありません。

DONEXT!!

AIは既存の仕事を減らす方向だけでなく、専門知識にアクセスしにくい地域で仕事を続ける手段になる可能性もあります。大規模なAIサービスの普及とは異なる、地方の暮らしや働き方の変化として注目できます。

MOBILITY / WORK

米国で運転手のいない大型トラックが商用輸送。長距離運転の仕事の前提に変化

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米Auroraは、運転席に人間を乗せない大型トラックで、顧客の貨物を公道輸送していると10月8日に発表しました。商用運行開始後の無人走行は累計50万マイル(約80万キロ)を超えたという同社の集計です。10月17日の米メディア取材でもテキサス州の貨物輸送が取り上げられました。2030年までに3万台超という構想は今後の目標であり、全物流での無人化や運転手の大量失業が確認されたわけではありません。

DONEXT!!

大型トラックが実際に貨物を運び始めたことで、人が長時間運転することを前提にした物流の仕組みを考え直す段階に入っています。長年ドライバーとして働いてきた人の仕事や生活、物流を支える人員配置がどう変わるかを考える材料になります。

AI / CITY / ENERGY

AIデータセンター計画に住民が反対。米カリフォルニアで環境審査が建設の条件に

OBSERVED

米カリフォルニア州インペリアル郡の大規模データセンター計画をめぐり、電力や水、騒音、周辺環境への影響を懸念する住民から反対の声が上がっています。州裁判所の9月10日付公表によると、裁判官は計画に全面的な環境審査が必要だと判断しました。10月17日のGuardianは地域の対立と計画の停滞を取材しています。これは10月17日に新たな停止命令が出たという意味ではなく、予想される経済効果や水の使用量も確定した実績ではありません。

DONEXT!!

AIの利用が広がるほど、その計算設備の電気や水、建設用地を地域でどう分け合うかが生活に関わる問題になります。AIの成長と、そこで暮らし続ける人の選択を両立させる都市のあり方が問われています。

AI / MUSIC / WORK

AI生成曲を表示・推薦で区別。YouTube MusicとDeezerで音楽流通のルールが変化

OBSERVED

YouTube Musicは10月14日、主に生成AIで作られた楽曲への表示ラベルを順次導入すると発表しました。Deezerは10月13日、AI生成曲を従来から推薦対象から除外していると説明し、2026年内には利用者が検索結果からも完全AI生成曲を除外できる機能を提供すると予告しました。Deezerによると、完全AI生成曲の新規納品はピーク時に1日約9万曲で、同社への納品の半数超に達しました。検索結果からの除外機能はまだ導入予定であり、数字もDeezer内の集計です。

DONEXT!!

曲を作る人と聴く人を結ぶ仕組みが、作品が人間によるものかAIによるものかで分かれ始めています。音楽家が曲を届け、収入を得る方法や、聴き手が作品を選ぶ基準がどう変わるのかを考えさせる動きです。

AI / WORK / HIRING

AIが働く時間は人間の約6倍。Anthropicで新人技術職の採用構成が変化

OBSERVED

Anthropicは10月16日、自社の雇用とAI利用を分析した研究を公表しました。技術部門の新規採用に占めるジュニア層の割合は、2025年初めの27%から9%へ低下。一方、技術職の採用そのものは人数ベースで増えています。同社では2026年8月時点で、従業員が操作するAIエージェントの稼働時間が、人間の推定労働時間の約6倍でした。これはAIの生産性が人間の6倍という意味ではなく、同社に特有の集計結果です。

DONEXT!!

これまで新人が担ってきた業務をAIが引き受けるようになると、職場で経験を積んで一人前になる従来の道筋はどう変わるのでしょうか。仕事の効率だけでなく、会社が人を採り、育て、仕事を分担する仕組みそのものを考えさせる変化です。